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肥後古流の本が出版されました

こんばんは

美穂子です^^

先日

「読むミュージアム 肥後古流

 利休茶の湯を守り続けたサラリーマン茶人・小堀家の四〇〇年」

が mars biblio から出版されました。

沢山の写真がつかってあり

本でありながら ミュージアムに行ったかのような感覚を抱けるよう構成され

とても読みやすくなっています^^

目次はこちら↓↓

肥後古流の歴史、人、道具、代表的な作法についてなどについて

書かれています。

92ページから101ページに私も登場。

茶家に生きる一人の女性としてのエッセイを綴らせて頂きました。

利休の点前を変えるな、との細川家のお殿様の遺志から作られ 400年あまり連綿と伝わり続けてきた肥後古流は

千利休という美しい型を生み出した人がいて

その型を愛した細川家のお殿様がいて

この型を守る役割を与えられた宗家があって

宗家の中に、歴代の宗匠と宗匠を支えた今となっては名も分からない多くの方々がいて

それらの思いが一つになって伝えられてきた尊いもの。

400年あまりのあいだ想像できないほど多数の方々が

一人一人、様々な思いを抱え 人生を捧げてきたから

今ここにある肥後古流・・

まだ30数年しか生きていない私の思いは

若くて軽いものだけれど

それでも肥後古流を形作る 多数の思いの中の一つであることは確かなことで・・

私に書かせて頂いたものを通して

肥後古流の血の通った温もりを感じたり

肥後古流を守り伝えてきた今は亡き名も分からない人々も含めた

沢山の尊い思いが今の世に伝わっていく

一つのきっかけになったら嬉しいです。

あとがきの直前の大切なページ。

ここに書いた思いはきっと

何をしてもしなくても変わない私の信念なんだと思います^^

肥後古流と人との間で

あたたかく やさしく やわらかく

波紋のように 肥後古流の光を広げていく

そのためにできることを

磨き積み上げていきたいと思っています。

「読むミュージアム 肥後古流

 利休茶の湯を守り続けたサラリーマン茶人・小堀家の四〇〇年」

長﨑書店にて販売しています。

私と直接お知り合いの方は私からもお渡しできます。(1620円)

お気軽にお声掛け下さいませ♪


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