こんばんは、美穂子です^^
過ごしやすい季節になってきましたが
10月はお茶会シーズンで忙しい日々を過ごしています。
せっかくですので、お茶会の記事も書いていきたいと思います☆
10月8日は泰勝寺にて合同茶会でした。
毎年この時期に熊本県芸術文化祭の一環で
肥後古流、表千家、裏千家
合同の茶会が行われています。
私は野点席のお手伝い。
影のない水屋は茶碗が持てなくなるほど暑かったけれど
和菓子や花から秋を感じました。
西書院で行われた濃茶席は
小堀家10代半休が盧仝の言葉を書いた扇が設えてありました。
仁風暗結珠琲蕾 先春抽出黄金芽
訳:天子に求められる人徳による教化と同じように
人の知らないところで茶樹に真珠のような蕾をつけるものであり、
そうであれば春に先駆けて黄金色の新芽を吹き出すのである。
大政奉還が行われた時代に
武家として失職した小堀家を守り
現代に繋がる礎を築いた 私から見ると曾祖父の父が選んで書いた言葉。
半休が人の知らない所でつけた蕾があるから今がある。
感謝の思いがあふれるとともに
自分が生きている日にくるかは分からないけれど
茶樹のように黄金の新芽を出せる日がくることを信じて
自分にできる努力をコツコツと重ねていこうと思いました^^
小堀美穂子
wakokoroyoga@gmail.com